今回の記事ではセルフレスキューのためのパドルフロートについて触れていきたいと思います。
それではどうぞ!
パドルフロート
皆さんパドルフロートはご存知ですか?
海上保安庁の安全に航行する為の推奨されている道具の中にこのパドルフロートが入っていますが、
これはカヤックが沈して、再乗艇する際パドルに取り付けて乗艇時にカヤックが回転するのを防止する、
及び最乗艇の補助の役割する為の物となっております。
カヤックが沈して再乗艇する際、原則一度で乗艇しないと肉体的にも精神的にも焦ってしまい、再乗艇する事が出来なくなる可能性がどんどん高くなってしまいます。
再乗艇の補助の役割をする物という認識で大丈夫です。
もし再乗艇出来なかったらそのまま漂流する事になってしまいます。
数千円で命が助かる確率が上がると思えば安いと思いませんか?
そんな最悪の事態を避ける確率を下げるためにも、
予防として準備しておきましょう!
パドルフロートにはフォーム式の物とインフレータブル式(空気注入)の物と2種類あります
各種の違いや特徴について比較していきましょう!
フォーム式
フォーム式とはフローティング素材(水に浮く素材)のフォームが入っているフロートです。
フォーム式のメリット
フォーム式のメリットとしては、
インフレータブル式と違って膨らませなくてもパドルに装着してすぐに使用する事ができます。
取り出してパドルに着けてバックルをはめれば使えます。
沈して焦っている状態の時にパドルにすぐ装着してセルフレスキューが行えるのは大きなメリットですよね!
フォーム式のデメリット
フォーム式のデメリットとしては、
インフレータブル式と違ってコンパクトに収納出来ないという点です。
狭いカヤックの上で場所を取ってしまうのでそこがデメリットとなっています。
インフレータブル(空気注入式)式
インフレータブル式とは、空気を入れる事で浮力を持たせるフロートとなっています。
インフレータブル式のメリット
インフレータブル式のメリットとしては、
コンパクトに収納しておくことが出来る点ですね。
前述しましたとおり狭いカヤックの上なので少しでもスペースを取ってしまわない事は釣り中のストレス軽減に繋がります。
インフレータブル式のデメリット
インフレータブル式のデメリットとしては、
空気を入れなければ浮力を持たせる事が出来ない事です。
カヤックが沈して焦ってる中、フォーム式ではパドルに取り付けるだけでセルフレスキューに移れたのが、空気を入れるという行為が増えます。
気が動転している中でフォーム式と比べて1工程作業が増えてしまうのでそこがデメリットになってしまいます。
以上がフォーム式、インフレータブル式の違いとなります。
それぞれの特徴を理解した上でパドルフロートを選びましょう!
私が購入したパドルフロートは
私が購入したのはシアトルスポーツ、デュアルチャンバーパドルフロートのインフレータブル式の物を購入しました。
(実際の物が上の写真の物です。)
実際にパドルに着け空気を注入して水に入れてみましたが浮力はかなりありました!
セルフレスキュー時の補助としてかなり役立つのではないかと思います!
フォーム式とどちらを購入するかはかなり迷いましたが、
やはり限られた空間でのカヤックなのでスペースを優先してインフレータブル式の物を購入しました!
まだ実釣時に使用する事にはなっていませんが、もしこの先に使う事があればその時のインプレもしたいと思っております。
(使う様な事にならないことが一番ですが、、、)
紛失防止用にリーシュコードが付属しています。
表側と
裏側に空気を入れるノズルが付いています。
このノズルから口で空気を入れます。
この工程がフォーム式と異なる点ですね。
膨らませる前にパドルに装着してこのバックルを取り付けノズルから空気を入れます。
パドルに装着して空気を入れると上の写真の様な状態になります。
写真だと分かりづらいですが結構大きいですよ!
使用しない時はこのようにクルクルッとコンパクトにして収納しておきます。
これがインフレータブル式の最大の利点ですね!
以上が私の購入したパドルフロートの紹介でした。
他に検討したパドルフロートは次の物です!
あなたのスタイルに合うパドルフロートを是非見付けてください!
まとめ
パドルフロートについてまとめると、
ポイント
・フォーム式とインフレータブル式の2種類あるよ!
・フォーム式は使用の瞬発性が高いけどスペースを取るよ!
・インフレータブル式は使用の瞬発性は低いけどスペースを取らないよ!
・セルフレスキューの成功確率を上げるために準備しておこう!
終わりに
パドルフロートについていかがでしたでしょうか?
もちろんセルフレスキューをする事にならないようなカヤックの取り回しや周囲の変化に注視して航行すれば、よほど沈する事はないはずなので、
万が一のために、命が助かる確率を上げるためにパドルフロート準備しておきましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。