今回の記事ではカヤックフィッシングをする際、手漕ぎ用のカヤックを購入した方には必要不可欠な【パドル】について解説していきたいと思います!
それではどうぞ!
パドル
パドルとはカヤック上で水をかいて移動するための道具です。
基本的に手漕ぎのカヤックを購入した方は必要となり、足漕ぎのカヤックを購入した方でもペダルドライブが故障した際や離着岸時には必要となってきますので、カヤックフィッシングを行う上では必要不可欠な物となっております。
また身長や体格、水域、カヤックの幅などでも適切なパドルが異なってきますので、それらを理解した上で自分に合うパドルを選んでいきましょう。
シングルパドル・ダブルパドル
パドルにはシングルブレードパドルとダブルブレードパドルがあります。
シングルブレードパドル
ブレードが片側のみに付いており、ブレードを左右入れ替えて船体のバランスを取り、走行を行うタイプ。
ダブルブレードパドル
ブレードが両側に付いており、左右それぞれのブレードで水をかき船体のバランスを取り、走行を行うタイプ。
カヤックフィッシングを行う場合はダブルブレードパドルを選びましょう。
シングルブレードパドルは主にSUP(Stand Up Paddle:スタンドアップパドル)などで用います。
簡単に言うとブレードが一個なのか二個なのかって事ですね!
カヤックフィッシングを行うなら間違ってもシングルブレードパドルを選ばないように注意しましょう!
パドルの形状
パドル一つ取ってもブレードの形、大きさやシャフトの形、はたまた1ピースなのか分割タイプなのか。
各社から様々な形状のパドルが出されていてどれが良いのか分からないですよね。
ブレードの形状ですとワイドブレード、ナロープレード。
シャフトの形状だとストレートシャフト、ベントシャフト。
シャフト構造ですと1ピースパドル、2ピースパドル、4ピースパドル、
といったような形状の違いがあります。
それぞれの特徴について触れていきましょう!
ブレード形状
ワイドブレード
水の抵抗を利用するために幅広に作られているブレードタイプ。
水をかく力が強いので推進力や方向転換が容易に行えるが水の抵抗を強く受けるので力の無い人では扱いづらく体力の低下も激しくなる。
主に急流や激流フィールドで使用する。
ナローブレード
水の抵抗を抑えるために幅狭に作られているブレードタイプ。
水をかく力はワイドブレードより劣るが比較的穏やかな海や湖などフィールドで使うのに適している。
また水の抵抗をを抑える作りのため体力の消耗を抑えられる。
シャフト形状
ストレートシャフト
その名の通り真っ直ぐなシャフト形状の物です。
どうしても人間の身体の構造上、横に真っ直ぐな棒を各指で均等な力で握る事が出来ません。
なのでどうしても一部の指にのみ負担が多くなってしまい使用に慣れていないとマメなどが出来てしまいます。
形状が単純な為、比較的安価に手に入りやすい。
ベントシャフト
ベントシャフトは人間の身体の構造に合わせた作り方をしているので手のひら全体で握る事が出来ます。
力も入りやすくマメなども出来にくくなっております。
形状が複雑な為、高価な物が多い。
分割の有無
1ピースパドル
分割が出来ず、持ち運びがしづらい。
強度は一番強い。
2ピースパドル
2つに分割する事が出来るので持ち運びがしやすい。
1ピースパドルより強度は劣り、連結部分にガタが出てしまう事がある。
4ピースパドル
4つに分割する事が出来るのでコンパクトに持ち運ぶ事が出来る。
ただ分割部が多くなるため強度は1ピース、2ピースに比べ劣ってしまう。
以上がそれぞれの特徴になっております!
まとめ
カヤックフィッシングを行う上でオススメな仕様についてまとめると、
ポイント
・カヤックフィッシングをするならダブルブレードパドルを選ぼう!
・体力的に温存できるナローブレードを選ぼう!
・金銭的に余裕があるならベントシャフトを選ぼう!
・強度的な面から1ピースか2ピースパドルを選ぼう!
終わりに
以上がカヤックフィッシングでのパドルの選び方となります。
それぞれメインフィールドや体格、金銭的余裕により選ぶパドルが変わってくるかと思います。
妥協出来る部分を見極めて、是非自分に合うパドルを見つけましょう!