この記事ではカヤックフィッシングでは、
これが無いと成り立たないカヤックについて触れていきたいと思います。
それではどうぞ!
カヤック
みなさんカヤックフィッシングをいざやろうと思ったら
少なからずカヤックを選ぶことから始めると思います。
主にカヤックは大きく分けてシーカヤックとシットオントップカヤックの2種類ありますが、
カヤックフィッシングはシットオントップカヤックを用います。
ポイント
シーカヤック
半身がカヤック内に入る状態になるカヤック
シットオントップカヤック
半身がカヤック上に乗る状態になるカヤック
シットオントップカヤックで調べてみると各社から様々なタイプのカヤックが販売されていて実際どれが良いのか迷ってしまいますよね。
まず何を基準に選んでいくかと言いますと、
自分がどこのフィールド(水域)でカヤックフィッシングを行うか、そこを明確にして選んでいく事が大事になってきます。
そうするとだいたいどれぐらいのスペックのカヤックが必要か明確になり、もっと細かな点で選んでいく事になります。
なのでまずは自分がどこのフィールドをメインで釣りを行うか、そこを明確にしましょう!
基本的には
ポイント
海水域(海、汽水域)
淡水域(川、湖、池)
とこの2つのフィールドですね。
どちらか明確になったらまずはカヤックの全長を決めていきましょう!
全長
釣りをするメインフィールドが明確になったらそこで釣りを行うための最低限必要なカヤックの長さが決まってきます。
基本的なフィールドとしては、
・海水域
・淡水域
大まかに分けてこの2つになるとお伝えしましたね。
それぞれのフィールドで必要な長さは、
参考
海水域 3〜5m
淡水域 2.5〜4m
目安としてこのレンジ(範囲)で選びましょう。
カヤックの性能としては、
ポイント
全長が短いほど回転性能(小回り)が良くて直進性能が劣る。
全長が長いほど直進性能が良くて、回転性能が劣る。
広い範囲で釣りを行いたいなら直進性能が高い方が移動が容易になります。
細かくポイントを変えたりキャストする向きを頻繁に変えたりしながら釣りを行いたいなら回転性能が高いカヤックを選んだ方が良いですよね。
また基本的にカヤックは車載してポイントまで移動する事になるので、自分の車の全長を把握して車載出来る長さのカヤックを選定しましょう!
参考
車載可能全長の計算の仕方
車両全長(m)×1.1=車載可能長さ(m)
ex)3.5m×1.1=3.85m
全幅
次にカヤックの幅を見ていきます。
基本的に釣りを行うシットオントップカヤックだとシーカヤックに比べて広く作られています。
幅については、
参考
広い 安定するが速度が出にくくなる。
狭い 速度が出やすくなるが安定しにくい
といった特徴があります。
おおよそ70〜100cmほどあれば海水域、淡水域どちらでも問題無く釣りを行えると思います。
素材
続いてカヤックの素材について解説していきます。
カヤックに使われている基本的な素材は2種類あります。
参考 ポリエチレン FRP(Fiber Reinforced Plastics;繊維強化プラスチック)
両種ともプラスチックですがそれぞれを比較すると
ポイント ポリエチレン艇 ・FRP艇よりも重い ・とても丈夫 ・艤装はしやすい ・FRP艇より安価
ポイント
FRP艇
・ポリエチレン艇よりも軽い
・比較的丈夫
・小修理ならしやすいが艤装はしにくい
・ポリエチレン艇より高価
といった特徴があります。
それぞれ一長一短あるのでどこを重要視するか、妥協できるラインはどこか見極めてカヤックの素材を決めましょう!
操船方法
続いては操船方法の違いについて解説します。
カヤックの操船方法については2種類あります。
参考
手漕ぎ
足漕ぎ
それぞれの特徴は、
ポイント
手漕ぎ
・パドルを用いる
・操船時は竿を置かなければいけない
・足漕ぎに比べパワーは劣る
・比較的安価にパドルは購入出来る
ポイント
足漕ぎ
・ペダルドライブを用いる
・竿を置かなくてもポイント移動が出来る
・手漕ぎに比べパワーがある
・ペダルドライブが高価
といった特徴があります。
カヤックフィッシングを行う上で竿を置かずにポイント移動が出来るのはかなりメリットになります。
なのでイニシャルコスト(初期投資費用)に余裕があるなら足漕ぎカヤックが良いと思いますが、手漕ぎカヤックに比べ、イニシャルコストココストが倍以上変わってきます。
重量
続いてはカヤックの重量についてです。
基本的にカヤックの重量はおおよそ20kg〜30kg程度です。
物によっては20kgよりも軽いカヤックはありますが、だいたいこれぐらいあると思っておいた方が良いです。
重量に関してはもちろんカヤックの走行性に直結してきます。
走行性ももちろん重要ですが、大半の人はカヤックを車に積載してポイントまで移動する方だと思います。
なので自分の胸以上持ち上げなければいけない事を頭に入れておきましょう。
カヤックの重量による違いは、
ポイント
軽い
・速度が出やすい
・安定性は劣る
・車の積載が楽に行える
ポイント
重い
・速度が出にくい
・安定性は上がる
・車の積載が困難になる
といった違いがあります。
自分の体格に合わせて積載可能な重量を決めていきましょう!
まとめ
カヤックフィッシングを始める上で絶対必要になるカヤックの選び方、基準を解説してきました。
まとめると、
ポイント
・自分がカヤックフィッシングを行うメインフィールドがどこか決めておこう!
・メインフィールドが決まったらカヤックの最低限必要な長さを見繕おう!
・全長が決まったら全幅、素材、操船方法、重量を決める、または許容範囲を決めよう!
終わりに
今回の記事ではカヤックの選び方について触れてきました。
最近YouTubeでもカヤックフィッシングの動画を見る事が増えてきて人口が増えつつあります。
この記事が今後始める方の参考になれば嬉しいです!
安全第一でカヤックフィッシングを楽しみましょう!